暗闇の先には何がある?
朝起きて、天気が良くて、お日様の光が降り注いでいるだけで、
「あぁ~~しあわせだ~~」と思える。
洞爺に住み始めて、もうすぐ3年になるけれど、毎日窓からピラミッドのような
中島を眺めるたびに、嬉しい気持ちになる。
窓が汚いな・・・(笑)
アッと言う間の3年、でもやって来たことを考えると
何十年とも思える濃い3年だった気がする。
今でもそうだけど、今までやった経験のないことをやろうとするとき
ほんとに「怖い」です。
見た事のない世界へ進むということは、暗闇の中を手探りで進むようなもの。
暗闇の先は、断崖絶壁になっているのかもしれない。
もしくは、綺麗なお花畑なのかもしれない。
それは、進んでみなければわからない。
今いる明るい場所にとどまるのか、
何があるかわからない先へ進むのか
どっちを選ぶのも自由。
そうだとしたら、その場所で満足して、停滞して、朽ちて行くより
私は、怖くてもまだ見ぬ世界を見てみたいと思うのです。
まだ見ぬ世界を、天国だと信じて。
暗闇に進むのは、誰だって怖いと思いますよ。
でも、「怖い」っていうのは、ワクワクでもあると思うんですよね。
あの、お化け屋敷に入る前や、見世物小屋に入る前みたいな。
怖いけど、楽しみ!ちょっとワクワク!
で、実際入ってみたら、なぁ~~んだ、作りものじゃん!ってね。
全然怖くない(笑)
そんなものです。
「怖い」って感情は、危険を察知して死なないために、必要な感情。
でも、この世界で、ほとんど死ぬようなことにはならないんですよね。
これから、未踏のジャングルに入るんなら別ですけど。
だとしたら、「怖い」って「ちょっとワクワク」でもあって
意外と踏み出してみたら、あれ?と思うんじゃないのかな。
「なぁ~~んだ!つくりものじゃん!」って。
そう、自分が勝手に思い込んで、想像していたつくりもの。
暗闇の先が、断崖絶壁である可能性って、ほとんど無くて
自分が「そうに違いない!」って思ってるだけのことがほとんど。
それを、進まない言い訳にしているだけ。
そうやって、張りぼてのお化けに怯えているのも自由ですけど、
私は、暗闇の先にあるのは、パラダイスなのか、はたまた違うお化け屋敷なのか(笑)
確かめに行きたいと思うのです。